「風環境の評価を簡単にしたい」「風のシミュレーションを素早く実施したい」「風洞実験をせずにシミュレーションで検討を行いたい」…
こんなお悩みはありませんか?

SimScaleでは、高スペックなコンピュータ不要で、建築分野における都市の風環境シミュレーションや、建物の風荷重解析を実施していただけます。

  • 並列計算に適した格子ボルツマン法ソルバーとクラウドのGPU活用で高速計算
  • シンプルで分かりやすい操作画面とサポートでシミュレーション初心者でも安心
  • 風環境シミュレーションに特化した設定と機能で風環境を簡単に分かりやすく評価

風荷重の評価

流れが時刻歴でどう変化するかという非定常な挙動を計算します。
これにより、建物表面に作用する風力について平均値だけでなく、時刻歴での最大値や最小値、分散やスペクトルによる評価も可能です。
もちろん、建築物だけでなく、自動車車体の空力特性を調べるためのシミュレーションも可能です。

特化した風環境シミュレーション機能

風環境シミュレーションに特化した設定画面と機能を有しています。

  • 風配図の取得
    SimScaleのプラットフォーム上からMeteobule®のデータを取得できるので、都市名を入力するだけで風の入力値を取得できます。
  • 大気境界層の設定
    地表の粗度区分によって変わる大気境界層における速度分布や乱れ強さを設定できるため、仮想的な風洞実験として解析結果を利用できます。
  • 最大36風向のシミュレーションを同時実行
    クラウドの計算資源をフル活用することで、最大で36風向のシミュレーションを同時実行可能です。これにより、建物の形状や配置による歩行者レベルでの風評価を効率的に実施いただけます。
  • 日本国内で用いられる基準に対応
    日本建築学会が定める地表粗度区分ごとのべき乗則鉛直方向風速分布に対応するほか、村上の手法と風工学研究所の手法による計算結果の評価にも対応しています。各位置でのランクをカラーコンター図で表示できます。

>> 風環境/ビル風の評価指標とSimScaleでの評価手順について詳しく

PLATEAUのデータから風環境シミュレーションを実施するデモをご覧いただけます(アーカイブ配信)

シミュレーションで風環境を評価!建築向け・風環境解析機能のご紹介

本セミナーでは、建築に携わる方向けに、SimScaleのビル風・風環境評価機能をご紹介いたします。ぜひ、クラウドとGPUを活用したパワフルな風解析機能をご覧ください。 デ…

クラウド × GPU並列計算に適した格子ボルツマン法ソルバー

SimScaleの風解析では、Pacefish®の格子ボルツマン法ソルバーを使用しています。この強力なソルバーはGPU並列計算に対応しており、クラウドのGPUサーバーを活用いただけます。

通常の格子法で数週間から数時間かかるような大規模な解析を数時間から数分と、約20から30倍も高速に計算できます。ハードウェア不要大規模な計算も実施いただけます。

さらには、LES Smagorinskyモデル、SST-DDESモデル、SST-IDDESモデル、k-omega SSTなど多くの乱流モデルを搭載していることも大きな強みです。LESモデルを用いることで、時系列で変化する非定常な流れも可視化・評価できます。

>> 格子ボルツマン法とは

解析例:ビル風の発生要因と対処法

ビル風の発生原因と対処法 - 谷間風
ビル風の発生原因と対処法 - 剥離流
ビル風の発生原因と対処法 - 逆流 (ダウンウォッシュ)

SimScaleの特徴と風解析機能のベンチマーク事例

資料のコンテンツ
  • SimScaleの特徴
  • 計算例(風解析、屋内空調解析)
  • 解析で可視化するビル風
  • ベンチマーク:日本建築学会ベンチマーク問題、風荷重の評価
  • プランと価格