構造解析機能

SimScaleの構造解析ソルバーは、静的な応力解析から、熱応力や振動まで様々なシミュレーションに対応しています。また、多くのCADネイティブファイルと互換性があるため、手元のCADモデルですぐに設計検証が可能です。解析専用の高性能なハードウェアも不要なため、いますぐにエンジニアの設計プロセスに導入できます。

>> SimScaleの特徴について詳しく

ご利用いただける構造解析タイプ：静解析（線形・非線形）、動解析、熱伝導解析、熱応力解析、固有値解析、周波数応答解析

静解析

SimScaleの静解析ソルバーでは、線形静解析および非線形準静解析を実行できます。部品単品の解析はもちろん、複数の部品からなるアセンブリの解析も可能です。

動解析

SimScaleの動解析ソルバーでは、時間依存の荷重や変位に対する動的応答を解析できます。部品単品や複数の部品からなるアセンブリに対し、変位、応力、ひずみの時間依存の計算が可能で、慣性効果を考慮することができます。ポスト処理では単一のステップだけでなく、動的なパフォーマンスとして結果を分析できるので、より詳細に解析結果を設計へ反映することが可能となります。

以下より解析事例をご覧いただけます。

振動解析（固有値解析と周波数応答解析）

固有値解析と周波数応答解析機能を用いることで、構造の固有周波数と固有モードを把握し、さらに、変位や応力の応答を定量的に評価できます。これらの結果は、動的荷重条件の影響を受ける構造的な特性を理解するのに重要です。

熱応力解析

熱応力解析では、熱伝導による温度変化と、さらに得られた温度分布より熱変形・熱応力を計算します。これにより、発熱・冷却による熱的・構造的挙動を把握できます。動的な温度変化・熱変形にも対応しています。

以下より解析事例をご覧いただけます。

非線形FEAソルバーMarc™

SimScale社とHexagon社のManufacturing Intelligence 事業部は、2024年12月3日(火)、高度な構造解析の展開方法を変革するための戦略的提携を発表しました。これにより、SimScaleの直感的なプラットフォーム上で、Hexagon社の非線形有限要素法ソルバー「Marc™」の機能が提供されます。

※日本国内のお客様への案内が可能になりましたら、詳細を公開いたします。